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　龍河洞は国の天然記念物と史蹟の二重指定を受けております。東本洞、中央洞、西本洞の三つの本洞と沢山の支洞から出来ており、総延長4ｋｍにも及びます。その内東本洞１㎞を観光コースとして一般公開しています。龍河洞は距離の長いことや支洞が多く、水流の変化に富み、多数の甌穴（おうけつ）があること、鍾乳石、石筍、石柱の多いこと等が特徴として挙げられます。
　出口付近には、世界で唯一とされる弥生人が水を受ける為に置き忘れた「神の壺」と名付けられた弥生式土器が残っています。三分の一を炭酸カルシウムに包まれ、化石のような状態になっており約2,000年前に弥生人が生活していた動かぬ証拠として龍河洞の宝物です。
　近年龍河洞では体験学習として観光コースとは別に以下のコースとツアーがあります。
・冒険コース 　　　　　　　　
　電気設備のない洞穴をナビゲーターと共にヘルメットとヘッドランプを付けて進みます。
・西本洞冒険コース
　4月29日～10月末までの期間限定。水の中を進みます。
　※前日までに予約が必要です。

龍河洞の付帯施設として龍河洞博物館を無料で公開しています。